簡単、自転車チェーン清掃

 手を汚さず簡単に自転車のチェーンをきれいにした。
 チェーン掃除はよく乗り回すので1ヶ月に1回はやっておきたい作業です。車種は安物GIANTのクロス。たまにこれで和田峠とか頑張って登ったりします。峠を登るのはきついが下るのは最高。自宅(立川)→和田峠→相模湖→大垂水峠(R20)→自宅というコースがオレの定番です。
 さて、本題ですが取り外して灯油につけるとかめんどくさいことはしません。チェーンクリーナーと歯ブラシでゴシゴシして布でふき取っただけです。
 
今回使ったもの
・空き缶(350ml)
・ハサミ
・使い古した歯ブラシ
・チェーンクリーナー(400円相当。いわゆるパーツクリーナー。灯油でもOK)
・ボロ布(余ったTシャツを利用した)
・スーパーの水切り袋4枚(キッチンパックというらしい)
・輪ゴム2個(上の袋を手袋にする際、腕にはめて取れるのを防止)

1.クリーナー液の受け皿作り
 最近はチェーン掃除用の器具があります。チェーンにつけて液を入れて回すだけで掃除完了だそうで。
BD-1と遊ぶ チェーンクリーナーを使って楽々チェーン掃除
http://lovebirdy.blog50.fc2.com/blog-entry-61.html
 たかがチェーン掃除のために2000〜4000円出す気にはなれません。でもやってみたいかも。
 
 普通に掃除してるのはこの記事。
ほぼ日刊イトイ新聞 -自転車思想。
http://www.1101.com/bicycle/archive/2001-07-12.html
 ここでは受け皿みたいなものにクリーナー液を注いでいるのですが、ちょっと使い勝手が悪い。
 
 そんな訳で、チェーン掃除用の受け皿を作りましょう。
 空き缶に横にハサミを入れて切れ目をつけてそのまま折ったものです。

 横の亀裂部分をガムテープで塞ぎます。チェーンに傷つかないようにするためと、これから入れるクリーナー液が漏れないようにするため。
 あと、手袋にする水切り袋を用意。相手が油なので片手に2枚重ねて使用。輪ゴムを腕につけて外れないようにしておこう。

 
2.壁に立てかける。この時、スタンドを利用して後輪を中空に浮かせる。

 ちなみに掃除前のチェーンの状態。定期的に掃除してるのでそこそこきれいかも。でもベタベタなチェーンオイルを使ってるので埃と煤煙がくっついてすぐ黒くギトギトになってしまうんだよな。

 
3.受け皿にクリーナー液を注入。

 外にこぼれない程度で。減ってきたら掃除中に継ぎ足せばいいです。この空き缶受け皿の利点の1つ目は周りにこぼれにくいところ。
 
4.チェーンを歯ブラシで掃除

 受け皿でチェーンを挟み込みながらクリーナ液を付けたブラシでチェーンの汚れを落としていきます。受け皿利点2つ目はチェーンを押さえることができる点。あと、周りに跳ねにくいのも利点かな。
 汚れを落とし終わったら布で液と汚れをふき取ってチェーンをずらして行く。1周したら終了。
 
5.きれいになりました

 おお、新品同様の美しさに!埃や泥はほぼ完璧に落ちたかも。ちなみに後ろのタイヤリムが汚いのは仕様です。掃除してもすぐ汚れるし気にしない。
 
6.チェーンオイルを塗る
 オイルを布にしみこませてチェーンを拭くようにして塗っていけば、走行中足に跳ぶオイルの量も少なくて済むかと。クレ556みたいなすぐ揮発するオイルはやめておこう。
 
7.クリーナー液は真っ黒に

 この廃油は最終的には布にしみこませてしまえばいい。少し放置しておけば揮発するし。そのまま捨てると引火性があるからな。
 
8.手袋にしていた水切り袋にゴミを入れて終了。

 布で綺麗に汚れや廃油をふき取ったなら受け皿とブラシはあと何回か使えるかも。とっておきたくないならそのまま捨ててしまおう。
 
まとめ
 極めて短時間にできてよかった。手も腕も顔にも汚れはとびませんでした。
 ギアもしなやかに回転するようになったぜ。おわり。